いつもノルディーア北海道に温かいご支援・ご声援を頂き、誠にありがとうございます。
この度、森 優菜 選手が現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。

【選 手 氏 名】森優菜
【ポジション】DF

【生 年 月 日】1999年3月29日

【 出 身 】北海道札幌市

【前所属】
クラブフィールズリンダ


【コメント】

2024シーズンをもって引退することを決めました。
「かっこいい」という単純な理由で始めたサッカーで、大好きな仲間と出会い、色んな感情を味わい、並大抵のことでは折れない丈夫な身体を手に入れ、ずっと忘れたくない瞬間に巡り合うことが出来ました。サッカーを始めた自分、ここまで頑張った自分に、ありがとうお疲れ様と言いたいです。
もっと強くなりたい!全国リーグで戦ってみたい!という気持ちで加入したノルディーア1年目。自分の力不足が情けなくなり、札幌スタジアムへの坂道を走らされながら「もう無理だ」と思いました。そんなこともありながら気が付けば6年が経ち、その間にサッカーの面白さや難しさに魅せられ、どんどんサッカーが好きになりました。自分のためにやっていたサッカーが、誰かのために勝ちたいと思えるようになりました。2023年なでしこリーグvsつくば(ホーム)戦で試合終了の笛が鳴った時、顔を上げてスタンドを見たときの光景や歓声は、16年間のサッカー人生で1番心に残っている瞬間です。嬉しくてほっとしてありがたくて、今まで味わったことのない感情になりました。また、降格を味わった2023年、北海道リーグで踠きながら戦った2024年は、不安やもどかしさで文句ばかり出てくる自分が嫌になり、それでも何とか勝ちたくて練習して、挫けては立ち上がって前に進んだ特別な2年間でした。ノルディーアでサッカーが出来たことを誇りに思います。
顔をみるとパワーが湧いてくる大好きなチームメイト、サッカーの魅力や選手としての立ち振る舞いを教えてくれた指導者の方々、どんな状況でも背中を押し続けてくれたサポーターの皆様、私のオフに合わせて遊んでくれた友達、細かい休み希望を調整してくれた師長さんや、快く勤務を交代してくれた職場の方々、なぜか顔ばかり怪我をする私を心配しながら応援してくれた家族、そして丈夫な身体に産んでくれた両親。16年間のサッカー生活がこんなにも充実して幸せだったのは、私に関わってくれた人たちのおかげです。本当に感謝しています。
これからは、サッカーで育った(多分)せっかちで、周りがみえなくなると突っ走ってしまう熱々な心を少しずつ冷ましながら、思いやりのある温かい看護師になれるよう頑張ります。そして心が躍る人生にしていきます!

最後に、降格してしまったこと、本当に申し訳ありませんでした。ノルディーア北海道がなでしこリーグに返り咲けるよう、これからも応援して頂けると幸いです。